引きこもりの家族がお風呂に入らない
こんにちは。
「心の自立支援員」幸来(サチコ)です。
今回はお風呂のことをお話ししようと思います。
引きこもりだけでなく、不登校も同じかもしれませんが、お風呂に入らないことがあるかと思います。
ご家族からしたら「何で??」と頭にクエスチョンが飛び交いますよね。

ここ最近、寒波の襲来で寒い日が続きます。
お風呂に入らないと身体も温まらないから、余計に心配ですよね。
風邪を引いたりしないだろうか。
体調が悪くならないだろうか。
お風呂にはリラックス効果もありますよね。
ですから…。
お風呂に入れば、少しは気分も楽になるのではないか。
だからお風呂に入って欲しい…。
私の場合、こんなことまで考えてしまいました。
私の子どもも、毎日ではないですが、お風呂に入らないことが多々ありました。
昼夜逆転になってからは、特に頻繁になったような気がします。
とはいえ、家族の入浴タイムの時に決して寝ているわけではないのです。
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最初に「お風呂出来たよ」と声をかけます。
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返事があっても、部屋から出てきません。
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しばらく様子を伺った後、「先に入るけど、いい?」と声をかけます。
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「いいよ」という返事を確認して、私が先に入浴します。
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「お風呂出たよ」と声をかけても、やはり部屋から出てきません。
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「もう寝るね、おやすみ」と私が就寝します。
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朝起きても入浴した形跡はありません。
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残り湯を洗濯に使い、余ったお湯は流して、私は出勤します。
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私が留守の間に、シャワーを浴びた形跡があったりなかったり…。
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こんな日々でした。
昼夜逆転になる前は、彼はお風呂の掃除までしてくれていました。
掃除も、ある日(私から見て…ですが)唐突にしなくなりました。
そのことだけでも、どうしたのかと気がかりでした。
そこから更にお風呂に入らなくなったときは、ホントに心配でした。
『お風呂に入る気力もないほど、心が病んでしまったのではないか…』
本人に確認したわけではないのですが、今から振り返ると、これも正解のひとつだったと思います。
引きこもっていると、外出もしなくなります。
その結果、身なりにも気を使わなくなります。
いえ、むしろ気を使う心の余裕がないから、引きこもっているのではないでしょうか。

「引きこもり」というのは、外見上は家などに引きこもって外に出ない状態です。
でも本当は身体ではなく、心が引きこもっているという方が正確かもしれません。
身なりを整える行為は、外の世界を意識するからこそ行うものです。
自分の外見も含めて、外の世界に対して心の壁を作っているのです。
ご家族がもしお風呂に入るべきだという態度をご本人に示せば、その心の壁をこじ開けてコントロールしようとしているとみなされてしまいます。
そうすると、ご家族に対する反発心が生まれ、ますます心の壁を高くしてしまうでしょう。
もしくは、お風呂に入らない自分を家族から問題視されることで、ますます自己否定してしまうかもしれません。
お風呂はリラックス効果のほかに、身体を清める場所でもあります。
そこに日本人特有の「ハレ」を意識することもあるかもしれません。
引きこもりの方は自己否定が強い故に、自分を「ハレ」の領域に置くことに抵抗感をお持ちなのかもしれません。
要は、お風呂に入らず「穢れ」でいる自分が自分なのだと…。
そのような気持ちでお風呂に入らないこともあるかもしれません。
ここで推察した以外にも、人それぞれの理由があるのでしょう。
ご家族からすれば「お風呂ぐらい、何故入らないの?」と思うかもしれません。
周りには理由は分からないけど、ご本人にはお風呂に入れない事情があるのです。
ゆえに、「お風呂に入らない自由」を尊重してみてはいかがでしょうか。
「お風呂に入るべき」「衛生面が気になる」などと思えば思うほど、ご家族も苦しいですよね。
ですが、今のようにお風呂に毎日入るようになったのは、家風呂が普及した昭和の高度経済成長期あたりからです。
それまでは銭湯に通っていたわけですから、毎日入浴できるご家庭も限られていたのではないでしょうか…。
このように、入浴が当たり前でなかった時代に思いを馳せるのも、「入るべき」と思うがゆえの悩みから解放されるひとつの方法だと思います。
もちろん、お風呂に入れるなら入った方がいいです。
決して入浴を否定しているわけではありません。
ですが、「入るべき」と強く考えすぎると、お互い苦しいですよね。
入りたいときに入ればいいし、入りたくないならそれでもOK。
お風呂に入らなくても生きていけます。
そのようなゆったりした心構えでいると、そのうちお風呂に入らないことも気にならなくなります。
すると、なんか知らんけど、またお風呂に入るようになった…ということもあるかもしれません。
このように「入るべき」という執着を手放していくことで、不安や悩みが軽くなってきます。
そしてネガティブな状況に心が振り回されなくなり、次第に気にならなくなる…。
これを私は「心の自立」と呼んでいます。
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