引きこもりの家族の年末年始はブルー?
こんにちは。
「心の自立支援員」幸来(サチコ)です。
年末年始ということで、周りはクリスマスや新年に浮き足立っています。
ですが反対に、引きこもりの方やそのご家族にとっては、年末年始はブルーになる時期かもしれません。
ブルーにも色々あると思いますが、私の経験上、思い付くのは以下の3つです。
①年を越すことそのものがブルー
年を越すことは、引きこもりから抜けられない年月を重ねることになります。
年末年始はそのことに改めて気付かされます。
しばらくの間は、周りのようにとても浮かれる気分にはなれませんでした。
ちなみに、我が家の場合は、子どもが不登校になった時期は年明け以降だったのですが、その数ヵ月後に年号が変わりました。
周りが新年号にはしゃいでいる雰囲気の中、私は素直に喜ぶ気持ちになれずに、モヤモヤしていました。
②普段はいない家族が家にいることがブルー
これは年末年始に限らず、GWやお盆あたりも同じかもしれません。
特に普段家にいない家族の方が引きこもりに否定的な場合、何か嫌なことを言われるのではないかと気に病みますよね。
そうでなくとも、お互いどう接すればいいのか困ることもあるかもしれません。
③親戚付き合いがブルー
引きこもりであることを親戚に伝えていないとき、
伝えるべきか否か、
伝えるならどう伝えるのか、
伝えたときどんな反応が返ってくるのか
ホントに心配になりますよね。
伝えたとしても、親戚の方に引きこもりを受け入れてもらえないと、何か嫌なことを言われるのではないかと気に病みますよね。
今後、どのように親戚付き合いすればいいのか悩むことになるかもしれません。
また、本人を親戚の家に同行させるのか否かも悩ましいところです。
一人で留守番できる状況であれば、本人の意志を尊重する方がいいのではないでしょうか。

③について、我が家の事情をもう少し詳しくお話します。
私の両親は既に他界しています。
もし生きていたら「育て方が悪い」とか言われただろうなぁと思ってます。
でも、もし本当にそう言われたら、私は実家に行けなくなっていたでしょう。
最悪「縁を切る」と大騒ぎしたかもしれません。
一方、夫の両親はまだご存命です。
有り難いことに、お二人とも私や子どもを責めることはなく、いつも温かく接してくださっています。
本当に日々感謝でいっぱいです。
でも、内心はどうなのかなぁ…と、かつての私は時々心配していました。
これは私の勝手な妄想でしかないのだと、「心の自立」を学んでから気付きました。
このような「妄想」をしてしまうのは、相手のせいでも世間の常識のせいでもありません。
私がそのような「観念」を持っているからです。
「観念」とは、私の心理学の先生の稲津秀樹さんが提唱されている教えです。
「物事に対する主観的な捉え方」のことを指します。
人は誰でも、良くない言い方かもしれませんが、「自分勝手な色眼鏡」を通して、物事を見ているのです。
私はその場にそぐわないと考えた本音や感情は、例え正しいものであっても表に出してはいけないと思っています。
そのような観念のもと、無意識に、とっさに、波風を立てないように行動してしまうのです。
ですが、そのような「色眼鏡」を通して見ていると、相手の方も「建前」で行動しているように見えてしまいます。
真意が分からない状況で、これは相手に対しても失礼なことですよね。
仮に本当に建前だったとしても、表に出ない感情は、相手の方も表に出すことを望んでいないのです。
ならば、あれこれ気に病まず、あるがままを素直に受け入れるだけでいいのではないでしょうか。
このように、比較的恵まれた状況にいるにも関わらず、かつての私は色々悩んでいました。
次に、これも妄想ではあるのですが…。
仮に私の両親が存命だったとして、「育て方が悪い」と言われたとします。
そう言われることを、私は何故「嫌なこと」と感じたり、最悪「縁を切る」とまで思ってしまうのでしょうか。
それは私が周りの人々に「いい親として認められたい」という観念があるからです。
なおかつ、縁を切りたくなるのは、「自分の辛い立場や気持ちを理解して欲しい」という観念もあるからです。
その観念に反する両親の対応に哀しくなり、反発する行動へと発展してしまうのです。
ですが、ここで考えていただきたいのです。
子どもも私に対して、同じ観念や感情を持っているのかもしれませんよね。
なぜなら、そのように非難する家族と同じように、私が子どもに対して否定的な感情を持っていたからです。
冒頭でお話しした①②③の「ブルー」についても、家族や親戚だけが引きこもりを否定的にみているせいではありません。
何より私自身が引きこもりを受け入れていないからこそ、①②③のように物事を捉えるのではないでしょうか。
そしてその原因となる観念は、主に家族や親戚など身近な人から受け継いできているのです。
「育て方が悪い」といわれたら、確かにそうだったかもしれません。
ですが、その育て方は、そのように非難するご家族や親戚から主に受け継いでいるのではないでしょうか。
観念は、まるで遺伝のように受け継がれていくものなのです。
なので、同じような観念を元に、子どもである私も子育てしているはずなのです。
「だったらどう育てればよかったのでしょうか」
この問いへの正解は、誰も持ち合わせていません。
そもそも育て方に良いも悪いもないのです。
同じような環境で育ったとしても、引きこもりになる人もいればならない人もいます。
「たまたま」そうなってしまっただけです。
そのことにも良いも悪いもないのです。
このように捉える観念を育むことが、私のお伝えしている「心の自立」なのです。
この記事をここまでお読みいただきありがとうございました。
この機会に、改めてご自身にどのような観念があるのかを考えてみませんか。
ブルーな年末年始が少しでも和らぎますように…。
ご自分の心のあり方を振り返る絶好の機会と捉えてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した「観念」のお話も、今後もこのブログでお話しさせていただきます。
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