発達障害の方の「こだわり」



こんにちは。
「心の自立支援員」幸来(サチコ)です。



発達障害の方は特定のものごとへのこだわりが強い傾向にあります。

こだわりにも色々なパターンがあります。

いわゆる「オタク」的な場合もあれば、端からは理解されづらい固有のルーティンを持っている場合もあります。





私自身、発達障害の診断は受けていないものの、漫画やアイドルなどの推し活に対するこだわりは相当強いです。

例えば、
・漫画は全巻そろっていなければならない
・グッズもランダムなものも含めて、推しは全種類が揃えたい

そのせいで散財して、常に部屋にモノが溢れています(笑)

このように私にも発達障害の特性に近いこだわりがあるのです。
(診断を受けていないだけで、発達障害かもしれませんが…)



その「こだわり」が賞賛される場合もあれば、非難される場合もあります。

例えば、職人や料理人の方は、作品や料理への「こだわり」が賞賛の対象になります。

一方で、私のような推し活も、身を持ち崩すほどのめり込めば、非難の的となるでしょう。

アルコールやギャンブル、ゲームなども同様です。

依存症になれば非難の的ですし、例えばソムリエのように「こだわり」を職業として活かす道もあります。

要は「こだわり」を何にどの程度発揮するかで、周りの評価がガラリと変わるのです。


また、非難の的とまではいかなくても、周囲に戸惑いや困惑をもたらすこだわりもあります。


私の勤務先では、こんなお子さんがいます。

あるお子さんは、鉛筆の芯が尖っていないといけないらしく、頻繁に鉛筆を削っています。

今では慣れてしまいましたが、最初はそんなに何回も削らなくても…と戸惑いました。



また、別のお子さんは、年齢は5歳前後ですが、固形物をほとんど食べずに、特定の飲み物しか飲みません。

お菓子や別の飲み物などを出しても、頑として口にしないのです。



ちなみに私もそれなりに偏食で、未だに野菜嫌いです。

ですが、給食は残さず食べなければならかった昭和世代なので、嫌いなものでも出されたものを残さないようにすることは可能です(笑)。



「こだわり」の全てが悪いわけではありません。

むしろ、世間の常識とされているものも、ある意味「こうあるべき」「こうすべき」という世間の「こだわり」なのです。

その世間の常識(こだわり)も、悪いわけではありません。

例えば法律は世間の「こだわり」の一つです。

多くの人が法律を守るべきと共通認識を持つことで、安心で安全な社会がある程度保証されています。


ですが、それらは万人に共通するものでも永久不変のものでもありません。

人によっても、国によっても、そして時代によっても変わるものでもあります。

自分の「こだわり」が、相手の、そして社会の「こだわり」とぶつかるのは、むしろ当然なのです。

そのようなときに、どのような判断や行動をすべきかが、人間関係を築く上で重要なのです。


発達障害の方は、自分の「こだわり」に忠実過ぎてしまう傾向にあります。

自分に正直で意志が強いとも言えますし、頑固で融通が利かないとも言えるでしょう。

それを周囲の方がどのように捉えるか。
そして何より、そのように周りに評価された自分をどう捉えるか。


発達障害の方に限らず、それが自己肯定感に影響する場合もあります。


私の推し活の事例も「いい年して恥ずかしくないの?」という人もいるかもしれません。

一方で「好きなことに熱中できてうらやましい」という人もいるでしょう。

どちらを真に受けるかで、私の自己評価が変わってくるでしょう。


偏食も、どの程度まで許容するか、人それぞれです。

私のように、大人になっても直らないものは仕方ないと思ってもらえるかもしれません。

もし私が子どもだったら、上記の勤務先のお子さんと同じように、周りの大人が何としても食べさせようとするでしょう。


でも、周囲の大人から常にそのように対応されると、直接言われなくても

「私は好き嫌いのあるダメな子なんだ」

という自己否定の気持ちがわいてきませんか。



「バランスの良い食生活を送らないと健康や発達に影響する」という世間の「こだわり」は、確かにそのとおりです。

でも、その「こだわり」を遵守させようとしすぎるあまり、時には心の栄養が奪われてしまうこともあるのではないでしょうか。



「こだわり」を相手に押しつけるのは、相手をそのように変えたいという思いがあるからです。

押しつけられた方も辛いですが、押しつけた方も、相手が変わらないときに辛い思いをしますよね。


そして、直接的には相手を変えることはできないのです。

何か助言や指導をしたとしても、それは影響を与えるだけに留まるのです。


変わるかどうかは、最終的に本人の判断に委ねられています。



このことを理解されるだけでも、互いの「こだわり」に悩むことが少なくなるのではないでしょうか。

世間の常識ではなく、まずは互いの常識を理解し合う姿勢を持ってはいかがでしょう。

100%理解できないかもしれませんし、受け入れることもできないかもしれません。

でも、まずは相手の気持ちや心に意識を向けること…。

それが心の栄養を増やすことに繋がっていきます。



私たちは世間の常識に振り回されて、どうしても「表面的なあり方」に心を奪われがちです。

「内面的なあり方」に意識を向け、それを互いに尊重しあう姿勢を学ぶと、不安や悩みが軽減されていきます。

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