新学期に向けて、不登校のお子さんとどう向き合う?
「心の自立支援員」幸来(サチコ)です。
今年もよろしくお願いいたします。
不登校のお子さんのいるご家庭にとって、何かの節目の時期は辛いですよね。
「新学期」はその最たるものではないでしょうか。

新学期は不登校のお子さんでなくても、休みが終わって憂鬱な気持ちになりますよね。
新たに不登校になってしまうお子さんも増える時期です。
不登校のお子さんのいるご家庭にとっては、新学期から登校できるのかどうか、何かの審判を待つような気持ちで過ごされていると思います。
ここで、我が家のエピソードをお話させていただきます。
私の子どもが不登校になったのは、年明け後しばらくしてからでした。
なので、次の学年には辛うじて進級できました。
しかし、新学期から一定の期間登校できなければ卒業できないと先生から言われてました。
そこで、新学期が始まるまでの春休みの期間に、何とか登校の糸口がないかと、当時の私は必死でした。
過去の記事でもお話ししましたが、不登校の理由も分からなかったのです。

そこで、春休みに入った時に、ロッカーの荷物を取りに一緒に学校へ行こうと提案しました。
学年が変わるので、前の学年のロッカーを片付けなければなりません。
不登校になってしまったので、当然ですがそのままになっています。
それを口実に、何でもいいから学校に行って欲しかったのです。
クラスメイトがほとんどいない時期なら行けるのではないかと、望みを託していたのですが…。
残念ながら、それは叶いませんでした。
自宅の最寄り駅の改札の手前で、子どもがそれ以上進めなくなったのです。
顔面蒼白になって身体も震え、今にも倒れそうな様子でした。
このとき私は「良く頑張ったね。もう帰ろう」と言うことしかできませんでした。
この日のことを思い出すと、未だに胸が締め付けられそうになります。
一体、彼の身に何が起こっているのか…。
そしてこれからどうなってしまうのか、不安でたまりませんでした。
おそらく、彼自身も何故自分がそうなってしまったのか、戸惑っていたと思います。
私と同じように荷物ぐらいなら取りに行けるかもしれないと考えていたことでしょう。
そうでなければ、最初から学校へ行くことに同意しなかったと思います。
私にとっては再登校の望みを賭けての行動でした。
でも、その思いに反して、彼のトラウマになってしまうような残念な結果になってしまいました。
それは私も同じでした。
彼のただ事ではないその様子に、もう2度と登校できないのではないかと絶望したのです。
そしてこのことだけが原因ではないと思いますが、結果としてその通りになってしまいました。
中学までと違って、高校は出席できないと進級も卒業もできません。
ですから、このときの私は新学期に何とか登校できる証のようなものが欲しかったのです。
こう言ってしまうと身も蓋もないですが、とりあえず彼の身体を学校に動かしたかったのです。
私は世間の価値観や常識に囚われて、自分の不安や焦りの感情、そして子どもの学歴や将来にばかり気を取られていました。
子どもが「今」どのような状況でいるのか。
子どもが「今」どのような気持ちでいるのか。
一番大事なこれらのことを思いやる心を失っていたのです。
それはおそらく、私自身のこんな過去も影響していたと思います。
中学時代のことですが、私はある時期からヤンキーに絡まれる日々を送っていました。
当時は校内暴力全盛期。
常に身の危険を感じるほど、学校は荒れた状態でした。
さすがに暴力は振るわれていませんでしたが、精神的にかなり辛かったです。
それでも不登校にはなりませんでした。
自分は何も悪くないのに、そのせいで不登校になるなんて考えられなかったのです。
親にも先生にも相談できませんでした。
大人に干渉されたら、ますますエスカレートすると考えていたからです。
反撃できない気弱な私は、ひたすら我慢の日々でした。
休憩時間もなるべく先生の目に触れる場所で過ごすことで、ヤンキーたちとの接触を回避していました。
このような中学時代を送ってきた経験から、私は「学校は何が何でも卒業しなければならない」との思いが強かったのです。
「辛いことがあっても卒業までの辛抱だ」
「そのせいで将来を棒に振るなんて納得できない」
「卒業できなかったら大学にも進学できないし、将来にも影響する」
「私だってそうやってがんばって登校したんだ」
直接言葉にはしませんでしたが、そんな思いを子どもにぶつけていたのです。
この記事をご覧の皆様も、過去の私と同じく、上記の「」のような思いをお持ちではないでしょうか。
ですが、私は「心の自立」を学んで、そのような思いを持ち続けることがますます苦しみを生むことを知りました。
この記事をここまでお読みいただいて、もし共感いただけたのなら…。
この機会に、あなたの思いの「重さ」を測ってみませんか。
そして新学期に向けて、お子さんに対する「重い」思いを、できる限り「軽く」してみませんか。
これは、お子さんのためではありません。
あなたが不安や焦りをなるべく抱えないためです。
また、あなたとお子さんは親子とはいえ別の人間です。
あなたができたことを、お子さんができるとは限りませんし、その逆も然りです。
自分の経験だけに囚われないように心がけてみてください。
これらのことをご理解いただき、あなたの不安や焦りが軽減されれば、お子さんに対する思いも変わってきます。
お子さんの心や状況を思いやる気持ちの余裕も出てくると思います。
とはいっても、なかなか難しいですよね。
私も完璧にできているわけではありません。
ですが、このことを理解して、物事の捉え方を変えるよう意識するだけでも心のあり方が変わってきます。
中にはこの記事の内容に共感できないという方もみえると思います。
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