引きこもりの方への就労支援
こんにちは。
「心の自立支援員」幸来(サチコ)です。
今は公的機関なども含めて、
就労支援の相談をできる場所が数多くあります。
ほとんどの機関では、まずは
予約を取って相談
(本人が出向けないのであれば、家族だけの相談でも可)
→本人の就労に向けての訓練やサポート
(生活のリズムを整えたり、PCなどのスキルの向上)
→就職先の斡旋
→(可能なら)職場体験
→就労
→定着するまでフォロー
というのが一般的な流れだと思います。

でも多くの方は、家族の相談の段階で
止まっていませんか?
もしくは、就労までこぎ着けたとしても、
長く続かないこともあるのではないでしょうか。
私も子どものことで
色んなところに相談に行きました。
過去にはバイトや就学にこぎ着けたこともありました。
でも長くは続かず、前より悪化しているような
状況に陥ることもありました。
最初は本人もその気があったと思います。
ですが、本人や家族が期待する
「あるべき」状況に囚われて、
そうなる自信が無かったり、
実際に就労・就学してみても「あるべき」状況と違ったり
そこに稼がなくても暮らしていけるような状況が加わると
1歩を踏み出せない
長く続かない
そして、周りも本人も落胆する…という負のループに陥るのです。
実際の就労に繋がる前に、
本人も家族も心の準備が必要です。
本人のその意思があるのは大前提ですが
その前にやるべきことは「こうあるべき」という
思いを本人もご家族も手放すことです。
「もう○○歳なのだから、普通だったら働いている」
「バイトでも何でもいいから働いて欲しい」
「安定した生活のために、長く続けられる仕事に就いて欲しい」
こんな十人十色の「こうあるべき」があると思います。
「とりあえず」
「なんでもいいから」
これも立派な「こうあるべき」という思いです。
でもそれができないから、引きこもっているんですよね。
人によって理由は色々あるでしょうが、
分かっちゃいるけど、引きこもることを辞められないのです。
外に出て、ちゃんと働かなければならない。
そんな本人や家族の「あるべき」という思いが
返って本人や家族を縛る鎖となっているのです。
生活費を稼がなければ生きていけない。
それは私も重々承知しています。
でも、就労するのは私ではなく子どもです。
なので私があれこれ考えても仕方のないことなのです。
今のところ子どもの稼ぎがなくても
暮らしていける状況にはあります。
それに甘んじるかどうかも、子どもが選択することです。
ですが、ずっとこの先も甘んじていれば、
困るのは私ではなく子どもなのです。
何故私が困らないのか。
不思議に思われた方もいるのではないでしょうか。
色々相談に行っていた頃は、一刻も早く
就労なり就学なりしてもらわなければならないと
思っていました。
それは私の親としての「あるべき」であり、
そうしなければ子どもが将来困るに違いない…。
要は「子どもの困りごと=私の困りごと」だったからです。
でも、それは私がそう思っているから
困るのであって、そう思わなければ
困らないことに気付いたのです。
子どもが将来困っても構わない。
そもそもこれは子どもの問題なのだ。
そのような心の準備ができて初めて、
子どもに対して本当の支援ができるようになると思います。
何でもかんでも失敗しないように、
親があれこれと先回りして手を差し伸べる
ことだけが、愛情ではないということです。
一見無責任に聞こえるかもしれませんが、
本当の意味での責任は本人にしかとれません。
3歩進んで4歩下がることもあるかもしれません。
でも、だれもその道を変わることはできないのです。
本人の方から助けを求められないのに、
あれこれ手を出すのは本人の
自立心・自尊心を損なうことにも繋がります。
就労支援も「あるべき」姿にこだわらず、
仮にお金にならないことであったとしても、
本人の心に寄り添っていける…。
そんな心のあり方が私がお伝えしている
「心の自立」です。
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