不登校の時の勉強について
こんにちは。
「心の自立支援員」幸来(サチコ)です。
今回は不登校の時の勉強のことについてお話しします。
まず、勉強が遅れるかどうか以前に、勉強してくれるのか気になりますよね。
私は子どもが不登校になったとき、
「学校に行けないのならせめて勉強してほしい…。」
その一心で、担任の先生からプリントをいただいたりしていました。
子どもに渡しましたが、全然やっていませんでした。
おそらくそのような心の余裕もなかったのでしょう。
そのことを理解しようとせず、私は勉強が遅れることばかり心配していました。
なぜ、そんな心配をしてしまうのでしょうか。
このとき、大学受験が1年後に迫っていたこともありました。
ですが、そこには
「横並びで進学や就職をしなければならない」
「なるべく遅れて欲しくない」
という私の思い、すなわち観念があったからです。
長い人生、少しぐらい遅れてもどうってことない…。
そもそも人生は人それぞれなんだから、遅れるも進んでるもないのではないか…。
当時の私にこんな観念があれば、もう少し違った心境でいられたかもしれません。
そして、勉強がどうこうより、まずは不登校になった子どもの心の苦しさに寄り添うべきだったと、今は後悔しています。
でも世間の価値観に振り回されて生きてきた私は、そのことが分かっていませんでした。
とはいえ、勉強をやらなければ周りから遅れてしまうことも事実です。
そのことを心配されるのも、親として当然だと思います。

私の勤務先の通信制高校には不登校だった生徒さんも多いです。
実際に、小中学生でも読める漢字が読めない生徒さんもそれなりにいます。
また、私の担当教科ではないのですが、ほとんどの生徒さんは理数系が苦手のようです。
でも、ちょっとここで一息ついて、捉え方を変えてみませんか。
不登校でなくても、理数系の苦手なお子さんって多くないですか?
不登校でなくても、漢字の読めないお子さんっていますよね?
一方で
不登校でも、理数系のできるお子さんっていますよね?
不登校でも、難読漢字が読めるお子さんもいますよね?
要は、勉強の進捗は、不登校かどうかよりも、ご本人が
◎ 勉強が好きか
◎ 勉強が好きでなくても、勉強はやるべきものだと思っているのか
にかかっているのではないでしょうか。
それは家族も含めて、周りに言われてどうこうなるものでもありません。
要は、ご本人が「勉強」をどのように捉えているか…。
すなわち、観念次第なのです。

学校に行かなくても勉強はできます。
学校に行くより、非効率で手間も費用もかかるかもしれませんが…。
そして学校で学ぶことだけが勉強でもありません。
実際、学校で学んだことが、社会に出てどれだけ役に立つのでしょう…。
(高校講師としてあるまじき発言かもしれませんが(笑))
私は高校の非常勤講師になってまだ数年です。
その前は、大学卒業してからずっと別の仕事をしていました。
講師に就いて、3●年ぶりに手にした高校の教科書には、習ったことがない内容が多数ありました。
担当が社会科なので、教科の性質上、変化が多いのは当然かもしれませんが…。
(むしろ私の方が勉強させてもらっています)
当然時代の変化もありますが、何を重視しているのかで学校で学ぶ内容も変わってきます。
社会科だけではありません。
時折生徒さんが他の科目のレポートをやっているのを見ることもあります。
そんなときに「この科目でこんなことをやっているの!?」とビックリすることもあります。
こんな私の実例からも、今の教科書だって、3●年後には全く役に立たないかもしれませんよね。
では、何のために勉強するのでしょうか。
これは不登校かどうかに関わらず、お子さんに聞かれて答えに窮する親御さんも多いのではないでしょうか。
私は個人的にはこのように考えています。
学ぶ力を養うためだと…。
学校で学んだ内容が、必ずしも将来の仕事の役に立つとは限りません。
でしたら、今度はその仕事に就いたとき、新たに学ばねばなりません。
新たに学ぶには、学ぶための力が必要になってきます。
そのために「読み書きそろばん」が、特に初等教育では重要視されてきました。
文章を読み書きしたり計算する力は、どのような仕事に就いても確かに必要だと思います。
ですが、現代では本が読めなくても、動画で学ぶこともできます。
動画でなくても、人に尋ねたり、他の人のやることを見て学ぶこともあります。
近年、巷には外国人の労働者も多いですが、彼らは全員日本語を読み書きできるわけではありませんよね。
計算も電卓やパソコンの方が正確にやってくれます。
自分で計算する力も大事ですが、計算する道具を使いこなす力も大事ではないでしょうか。
学校の勉強ができるに超したことはないのですが、学ぶ力を育む場所は学校だけではありません。
勉強の内容や方法も現在は多様化しています。
そもそも学ぶ力がどういう力なのかも、人によって変わってくるでしょう。
このことからも、学校の勉強だけにこだわる必要もないのではないでしょうか。
仮に「遅れ」たとしても、それは本当に「遅れ」なのでしょうか。
「遅れ」ているように見える時間は、お子さんにとって人生の学びに必要な時間なのかもしれません。
ここまでお読みいただいた内容に、共感できない方もみえるかもしれません。
事実、「心の自立」を学ぶ前の私だったら、決して共感できませんでした。
正直今もまだ、自分でここまでお話しておきながら、少しだけモヤッとしています(笑)
ですが、こんな考え方もあるのだと知っていただければ、不登校の時の勉強の遅れに対する焦りや不安が少しでも軽くなるかもしれません。
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